2013年01月21日

「土」という迷宮と野菜づくり農業

野菜は昔から土を耕して栽培してきました。

土と一口に言ってもなかなか捉え何処のないものです。

化学的には無機物が多い土なのか有機質が多い土なのか、また栄養分の量とその吸収量などなど。物理的には粒度、水分量、通気性、保水性など、また生物的には土壌細菌を始めとする生物群。
土をきっちり把握できるのは相当の専門家でしょう。

そこに野菜づくりとなると肥料が必要になってくる。
肥料は堆肥などの有機肥料が推奨されますが、有機物が完全に分解し、安全な堆肥づくりが難しい。
しっかりとした堆肥づくりはかなりの熟練者しかできないのではないでしょうか。

また、その堆肥を土に入れる量とタイミング。
さらに害虫や雑草対策に必要となる農薬使用。
更にトラクターなどの大型機械の購入とメンテナンス費用
このようにみてくるとしっかりとした野菜づくり農業は本当のプロしかできないこととなります。

農業の衰退は一面では土栽培による困難さが要因となっているのでないでしょうか。

だれもが簡単に取り組め、コストが安く、安全でおいしい野菜づくりを目指すなら、土を使わないのも一つの方法です。それは同時にその土地の環境保全にも貢献します。

すくすく水耕菜園」は私たちのより良い農業のためのひとつの提案なのです。

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弊社の水耕栽培方式により、ホウレンソウ(約700株)を1.2m X 3.5mのプランタで栽培しております。苗を植えつけてから、1ヶ月半経過した時点の写真です。

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2013年01月16日

水やり不要!電気不要!自動調水器付き水田ビオトープのご案内です。

商品名「田んぼとーぷ」は、自動調水器付きの水田ビオトープです。

よく小学校などでバケツを利用した水田を見かけますが、水やりが大変そうですね。稲は成長に伴って水の吸い上げ量が増えるうえに、バケツの貯水量は少ないのでほうっておくと数日で干上がってせっかくの稲が枯れてしまうでしょう。頻繁に水やりをしなければなりませんが、これはかなりの負担になります。

稲を育てるのに一番手間がかかるのは、この水やりなのです。

水研クリエイトの「田んぼとーぷ」には、自動調水器が組み込まれていて田んぼの水位は一定に保たれる仕組みになっています。この調水器は電気を使用せず、雨水タンクなどに貯められた水を田んぼへ自動供給しますので、水やりが不要になります。
(追記 2013/1/28:一部、大型「田んぼとーぷ」等ついては、雨水を無駄なく活用するために電力を使う設備を設置する場合があります。小型のものについては、水位の維持に基本的に直接電力は必要ありません。)

水位を一定に保つことが出来れば、田んぼの中でメダカを育てることもできます。トンボ類のヤゴやチビゲンゴロウの仲間などが飛んできて繁殖するかも知れません。「田んぼ+ビオトープ=田んぼとーぷ」の完成です。

ご興味のある方は、ぜひ弊社のこちらのページ下部より田んぼとーぷの商品案内パンフレットをダウンロードしてご覧ください。

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2013年01月15日

水田のあるビオトープ(永福小学校)

昨年末に施工が完了した杉並区の永福小学校のビオトープを紹介いたします。

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面積約650m²のこのビオトープの特徴は、高度成長期以前に日本各地で見られた昔ながらの水田を再現した点にあります。永福小学校がある台地の南側を神田川が流れていますが、付近の昭和22年ごろの航空写真を見ると、川沿いには形も大きさも様々な水田が所狭しと並んでいます。

基盤整備される前の水田は、平野部の川沿いや河口付近に自然に出来る湿地などの自然地形を利用していたため、四角く区画整備されていませんでした。永福小学校のビオトープでは、この昔ながらの大自然と近しい関係にあった水田を再現いたしました。

このビオトープには、池、クリーク、デッキ、木道、橋、原っぱ、水田、手押しポンプ、雨水の引き込み、太陽光発電による井戸水の自動供給といった設備が盛り込まれています。動植物の生息環境や行動・生態に配慮しつつ、水研クリエイトならではの様々な工夫と遊び心をこらした独創的なビオトープです。

詳細は他のビオトープ施工事例と一緒にご覧ください。

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ビオトープの施工・管理のことなら、水研クリエイト株式会社にお任せください。
ラベル:施工
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2012年09月26日

水元公園展示池の管理

弊社の業務の中の一つに、葛飾区にある水元公園内の「展示池」周辺の管理があります。東京都公園協会様より委託させて頂いている仕事です。今日は緑化グループの中のメンバー4人で行って来ました。

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ここには複数の池があり、抽水植物ではオニバス、ガガブタ、オモダカ、ミツガシワなど、陸上植物ではヤブカンゾウ、オミナエシ、カヤツリグサ類など、多種多様な植物が四季を通じて楽しめる場所です。

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水中陸上ともに植物相が豊富で、そこを住処としている動物相も豊富です。この季節、アオモンイトトンボを観察することが出来ます。この日、気温が低かったため、コンクリートの上で日光浴するアオモンイトトンボを撮影することが出来ました。

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ここはガガブタが繁茂する池ですが、外来種で赤色の浮遊性の水草、アカウキクサがびっしりと隙間を埋め尽くしているのが分かります。

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アカウキクサが水面で日光を遮ってしまうと、水質が悪化してしまいますので、ヨシとともにこれも除草の対象とします。タモ網を使って水面からすくい取るのですが、量も多くなかなか根気の要る作業になります。

このほかに水質検査のための採水も毎回実施していますので、お手伝いできることがあればこちらまで是非ご連絡ください。


水研クリエイト株式会社
ラベル:管理 ビオトープ
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2012年09月24日

幼稚園のビオトープ管理

先日に引き続きビオトープの管理の仕事のご紹介です。

ここは、同仁美登里幼稚園様のビオトープで、弊社が昨年にリフォームさせて頂いたものです。園児さんたちにはご好評を頂いておりますので、管理にも力が入ります。

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管理前の写真を見るとわかると思いますが、水面も水草(トチカガミなど)で8割がた覆われてしまっていますし、マテバシイなどの樹木も枝が伸びてきているため、日光が遮られてしまって暗い感じになってしまっています。このような状態になると、水中の微生物の活動が不活発になり有機物が分解されにくくなるため、水も濁ってしまいます。また、池の周辺の植物相は、数種類の日陰を好む植物が優先して多様性が失われてしまいます。

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今回は、水草のトチカガミとコツブヌマハリを除去して、ヒツジグサとヒルムシロを残しました。また、樹木は思い切って剪定して、多くの光が入るように配慮しました。これで来年の春にはかなり違った良い雰囲気のビオトープになってくれることでしょう。楽しみです。

弊社では、幼稚園児さんたちが安心して楽しく遊べるビオトープの設計・造成とリフォームも行っております。お気軽にご相談ください。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

水研クリエイト株式会社
ラベル:ビオトープ 管理
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2012年09月21日

絶滅危惧種のミズアオイ

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このミズアオイという抽水植物をご存知でしょうか?弊社が造成したビオトープに発生しました。土の中に休眠状態の種子が混じっていたのでしょう。このような種子を専門的には「埋土種子」と言います。

ミズアオイ科ミズアオイ属の植物。水田雑草の代表種で、昔は田んぼの脇などによく生えていたようです。環境条件が良いと草丈が80cm以上にも達するとのことで、稲を部分的に被圧してしまうことから昔は、積極的に除草の対象となっていました。

除草剤に弱いミズアオイは、現在、環境省によって絶滅危惧種に指定されています。それほどまでに個体数が減少してしまい、現在では希少な種であると言えるでしょう。

ビオトープの仕事をしていると、このミズアオイのように思いもかけない種が発生して驚きとともに、大きな喜びをもたらしてくれることがあります。これもビオトープの仕事の大きな魅力の1つです。

水研クリエイト株式会社
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2012年09月20日

小学校ビオトープの管理

今日は荒川沿いにある小学校のビオトープの管理の仕事に行ってきました。
このビオトープは2007年に弊社が施工したものです。
ビオトープの管理とはいったいどのようなものなのでしょう?

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これは管理前の写真です。かなりうっそうとした印象を受けます。
もちろんこのような環境でも多くの生物が生息していますが、植物に着目すると、アメリカセンダングサやセイタカアワダチソウといった繁殖力の強い外来種が入り込んでしまっています。放置しておくとやがてこのビオトープは、これらの外来種が優先する群落へと変わってしまい、多様性が失われてしまいます。ビオトープには豊かな生物相が求められますから、これを選択的に除去してやることが「管理」の大きな目的の一つです。

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除去したアメリカセンダングサですが、ご覧の通りかなりの量になります。除去の際には確実に抜根するように注意します。

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管理後の写真です。外来種の除去の他にも適度に除草作業をしてすっきりとさせます。ただし希少種は残すように除草します。これを「選択除草」といい、植物の知識がないと難しい作業です。通常の除草作業では、ほぼすべての草を除去してしまうところが大きな違いです。

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クロイトトンボのカップルを撮影することが出来ました。トンボ類は水辺の環境の変化に非常に敏感ですから、造成したビオトープに居つかせるためには、人為的な管理によってトンボ類の好む良好な状態に保つ必要があります。

今日はビオトープの管理の一端を紹介いたしました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

水研クリエイト株式会社
ラベル:管理
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「水研クリエイト」公式ブログ

はじめまして、
水研クリエイト株式会社と申します。
弊社の提供するサービスを皆様に知っていただくために、公式ブログを立ち上げることになりました。

弊社は下記のようなサービスを提供している会社です。
1.土壌と水の調査・分析
2.壁面・屋上緑化
3.ビオトープ造成・管理
4.水耕栽培技術

詳しくは弊社ホームページをご覧ください。

それでは、よろしくお願い致します。

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